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『貴ちゃーんッ』
「なんや、テンション高いなぁ。」
『海ッッッ。』
「………。」
『海っ。』
「…が?」
『海、行こ、今からッッッ。』
「はぁ?嫌や、熱いし焼けるし………俺、泳げへんし。」
『焼けても変わらんやん…。』
「あ?」
『ごめんなさい。
………ってことで、行こッッッ!!!!!』
「意味わからん、てか溺れるから嫌。」
『ええやんけ―。
貴ちゃん、俺に溺れてるクセにぃ~!!!』
「どつきまわすぞ、コラァ!
てか、さりげなくイキんなッッッ!!」
『すんませーん、イキリゎ感染するみたいなんですぅ~。』
「じゃ、俺、移りたないから藤原、近づいてくんなよ。」
『ああーっ、うそって。うそやからッッッ、イキリウイルス感染なんてないからぁぁぁぁ~』
「うっさい!!行けばいいんやろ、海。」
『マジでっ!!貴ちゃんありがとぉぉぉ』
「お前やから、行ったるだけやからな、」
『やっぱりイキリウイルスあるんや…』
「あぁ?」
『なんもないっす、』
(俺のウイルスでキミを蝕みたいな、、、なんてね。)
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