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ちょこんっと
縁側に腰かけると
待ってましたとばかりに
男が話かけてきた…。
チトセ「俺は藤原 千歳っていうんだが…。
お前の名は…?」
カレン「私…?
私は花宮 香恋だよッ!
よろしくね!千歳さん。」
チトセ「チトセでいい…。
その代わり、俺も
カレンって呼ばせてもらうぞ…??」
カレン「いいーよ🎵
ところでさぁ、
チトセって何歳なの?」
ヤバッ…!
ちょっと砕けすぎたかな?
チトセ「…………。
15歳になる…。数えで
16だが?」
カレン「なぁんだ…。
同い年じゃん!んじゃ
タメ語でいいよね…?」
チトセ「タメゴ…………?
何なんだそれは…?」
カレン「タメ語もわかんないのッ?!
ってか、ここって
どこなの?!西暦何年?!」
チトセ「不思議なことを
聞くな…?
ここは藤原邸…。
まぁ都から少し離れた
別邸だが…。
あとセイレキは分からんが
今は都がここへ移ってからだいたい200年くらい経っていると聞くが…?」
カレン「うそ…。
じゃあ、私って1100年くらい昔に来ちゃったってこと…………?!?!
どぉしよぉ~」
チトセ「何がどぉしよなんだ?さっきから青ざめたり
忙しいやつだな…?」
カレン「はぁぁぁ~。
信じてもらえないかも
しれないけど…。
どぅやら私、過去に来た
みたいなの…。」
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