第一章~‡契刻の獣者‡

4/8
前へ
/9ページ
次へ
キルス「あー…腹減った」 ウォッカが思ったことを、断ち切るように、ボソッと呟き、ウォッカを見る。 ウォッカ「ご飯出来てるよ?」 目の前のテーブルを指してキルスを見ると、近くまでキルスの顔があった。 ふと、赤くなる。 ウォッカ「キーフォ、近い…」 キルス「…いいだろ」 ウォッカ「……ッ!?」 チュッ… キルスが、ウォッカの唇を奪い、抱き寄せる。 暖かく、しょっぱい。 そのまま、舌を絡ませ、目をつぶった。 ウォッカ「朝…だよ///まだ…」 顔が赤いまま、恥ずかしそうに言う。 キルス「あ~、腹いっぱい✨」 ウォッカ「ちょっと、話訊いてるのぉッ!?」 キルス「何が?」 にっこり✨✨ こっ…怖い💥 ウォッカ「な…何でもない💦」 キルス「さぁ、目ぇ覚めたし、飯にするか」 ウォッカ「さっき、お腹いっぱいって言ってませんでした!?」 キルス「…あ? 文句あるのか、この俺に?💢」 ウォッカ「ないよ~💦キーフォッ」 どうも、ウォッカはキルスには頭が上がらない。 やはり助けて貰ったことがあり、反抗出来ないでいる…そのせいで、弄られるわけなんだけど…💧 キルス「ならいぃ。 んじゃ、食べるか。」 そういって、サラダに手を付けた途端 🎵✨✨ ウォッカ「あれ、お客さんかなぁ?」 ウォッカが、扉を開けると、一人、丑耳の青年が立っていた。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加