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頭から垂れた血を拭き取りながら、カウルは話をし始めた。
カウル「どうも、狐族は未族の近くにある、小さな村に居るみたいだよ~」
キルス「なんで急に分かったんだよ。」
ウォッカ「ここ数年…僕達がここに来てから足取り掴めなかったのに…」
キルスとウォッカは、自分達が住んでいた一族が滅び、キルスは追放された時、さ迷い歩いて行き倒れした所を、カウルに助けられ、今はカウルが持っていた別宅を借りて生活をし狐族の情報を集めていた。
だが、今の今まで情報を掴めないでいた。
カウル「情報を僕も集めて居たとき、未族の子が近くにある村が変だって連絡くれて…」
キルス「じゃ、未族に訊けば、詳しい情報が得られるんだな?」
ウォッカ「じゃ、早く行こうよ!」
カウル「でも、未族の居る所までかなり遠いよ?」
キルス「んじゃ、お前が行って来い。」
カウル「え、無理☆」
ガシッ💥
キルス「い・け✨✨」
にっこり✨
カウル「い・や🎵」
ウォッカ「キーフォ、カウルは忙しいから…止めてあげて?」
カウル「ぁ」
ウォッカ「どうかした?」
カウル「もう2個、用が有るんだった。ちょっと、待ってて~☆」
そう言うと、外にでてカウルは何か、手綱を引きながら戻ってきた。
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