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「…………どう…いうこと…だよ…」
沈黙を破ったのは、ベルだった。しかし発した声は今にも消え入りそうだった。
無理もない…あんな一言を言われたら誰だって戸惑ってしまう。
しかしリョウは構わず喋り続けた。
「そりゃあお前達と一緒に遊んだり、しゃべったり…部活だってバスケをしたりするよ。でも…そんなんで仲間って言わないだろ。仲間…?ククッ…反吐がでる。」
リョウの笑いはレン達を見下したような笑いだった。
コイツは…
リョウ…じゃない…
誰なんだよ…お前……!
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