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歩きながら、自分の体を確かめていた。
見た目は7~8才ほどで小さく華奢な体だった。
見た目は特に気にするところもなく、そこから自分についてわかるものはなかった。
(とにかく、何かしないとなにもわからないし、そんなのいやだもんね。)
何かせねばと考えて、歩いていたとき、横のくさむらから音を聞き、はっと振り向いた。
なぜか無意識にそれに向けて構えた自分に少年は驚いていた。
(なんで、構えれるんだろ?いや、それよりもなんかいやな感じもする)
そのとき、くさむらから大きな影が現れた。
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