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しばらく歩くと水の流れる音が聞こえた。
川を見つけた少年は川に近づいて初めて自分の顔を見た。
「僕ってこんな顔してたんだなぁ」
少年の容姿は整っており、良い顔つきをしていた。ただ変わっているのは・・・
「・・うわぁ、凄い、銀色だ」
かなり特徴的な髪と瞳の色をしていた。しかし、少年はそれが特殊だとわからない。
ただ、自然で見ることのないその色に感動していたのだ。
「自分のこともちょっとわかったし、休憩しよう。」
少年は適当な岩に腰をかけた。
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