魔法の代償

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「魔法の代償」 それはあたしが 小さいころみた奧様が脚本した舞台。 途中までわシンデレラ 片方の靴をなくしはしっていく。 でも王子はその靴をひろわなかった。 なぜなら彼はすきなひとがいるから。 その人は町の王子とは掛け離れた人。 そしてその少女はシンデレラ。 でも彼女はいつになってももどれない。 ずっとずっとシンデレラのまま。 美しい姿のまま。 でも彼女はくるしかった。 なぜなら彼女をしるものはいないから。 みな彼女にふりかえる。 でも誰も彼女をしらない。 彼女は一人だった。 魔法にたよってしまったから。 本当に大切なのは 姿じゃない心なのに。 そして彼女は知ってしまう 王子がすきなのは シンデレラじゃないあたし。 うれしかった。 そして彼女は魔法使いに 気持ちをつたえた すると やっとわかったのかい?と すぐもとにもどしてくれた。 でも彼女は 王子の前に現れることは二度となかった。
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