記憶の無き男の行方……。

2/9
前へ
/76ページ
次へ
?「うぅ……こ…此処は……一体………何処?……それに………私は………何物…なの………?」 ……………… うぅん……どうやら…気絶していたみたいね…。 それにしても…何故こんな状態に……。 と、頭を抱え込みながら考える。 何も……思い出せない………。どうしてかなぁ……。 …………………… ずっと考えても仕方がないな。 と、溜息をつきながら周りを見回す。 ……………… どうやら今は夜みたいだ、近くにはどこかに続く道が続いていた。 何処に続いているのかな、暗くて前が見えないな。 嫌な気配が漂うのを感じたのか身震いをする。 「何も覚えてないみたいだし、進んでみましょうか。」 独り言みたく呟き夜道を歩いた。
/76ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加