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?「名前は?」
「無い。過去の記憶すら思い出せない。」
「外来人かしら?人間?」
「多分人間です。」
「じゃあいいわ、人間なら。」
「………え?」
人間ならいい…?どういうことだ?
羽の持つ少女はそう言って、小さな球体の弾を大量に撃ってきた。
「ちょっ、多い」
とにかく、その弾に当たるとやばそうだ、避ける事が先決みたい。
と、避けつつも考える。
一体何なんだ…。私は何もしてないよなぁ…。私が人間だからかもしれないですね。
しかもこの大量の弾……多すぎて避けづらい…。
文句を言う私である。
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