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「ミスティア・ローレライさんですね、覚えておきます。
ところで、ミスティアさんは人間じゃありませんね?」
「そう、妖怪よ。」
妖怪………どっかで聞いたことがあったような……。
「私そろそろ帰るわ。夜も明けてきたし。」
「そうですか、では、さようなら~。」
ミスティアさんも軽く手を振って何処かに飛んでいった。
………あ。
「カードについて聞くの忘れてた……。」
まぁいいか。
また、誰かに聞いてみればいいことだし。
そう思いながらまたさっきの一本道を進み始めた。
気づくと朝になっていてそれから暫く歩くと、周りに建物が見えてきた。
「人が住んでる場所かな?」
案の定、人が住んでいそうな家や店が立ち並んでいた。
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