Stage1-ターゲットゲーム-

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本屋・・・ 立ち読みの原則。 まずは周りに店員がいないか確かめる。 左、右、左・・・ そして後ろ。 龍夜「よし、誰もいないな」 本を開く。 龍夜「お、袋とじが2つ!?・・・バカな。こんなことがあっていいのか?見ちゃっていいのか?」 「た~つ~や~」 は? ま、まさかこの声は!? 俺は恐る恐る振り返った。 そこには1人の女の子が立っていた。 「また立ち読み?」 腕をバキバキ鳴らしながら笑顔で近付いてくる。 やべぇ・・・震えが止まらない! 龍夜「ま、ままま待ってくれ真優!!」 こいつの名前は桜田真優(サクラダマユ)。 俺の幼なじみ。 そしてこの桜田書店の1人娘。 ちなみに俺の家はここから10メートル離れた場所にある。 龍夜「これはだな・・・つまりだな!あ、そうだ!親父さんには許可取ってんだよ?マジで!嘘じゃないよ!」 真優「その言葉はもう飽きた」 龍夜「待ってくれ!俺の話・・・ギャァァァァァ!!」 ・・・・・・・・・・・・ その晩、俺は生死の世界をさまよいました。
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