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リナがいなくなり、2人きりになった俺達。
眠り続けるアオイちゃんの手を、俺はそっと握りしめる。
微かな温もりが、俺に伝わってきた。
「……アオイちゃん……
俺、アオイちゃんばかりに気持ちを聞かせてもらって…
俺は何1つ、自分の気持ちを伝えていなかったね…
ごめんね、アオイちゃん…
だから今、俺の気持ちを伝えるよ」
俺はアオイちゃんを見つめながら、『あの時』言えなかった言葉を告げる。
「…アオイちゃん。
俺は君が好きです。
心から、アオイちゃんを愛しています。
ずっと傍にいるから…
いつも一緒だから…」
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