♭…桜時を君と添い行く

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何をいきなり言い出すのかと一瞬目を丸くした彼女だったが、すぐにふわりと笑って応えた。 「なにを言って。秘密だよ~。」 「えっ!?けちっ。」 不覚にも驚いてしまった。 てっきり顔を赤くして黙り込むものだと思っていた。否、三年前の彼女であれば間違いなく其の反応をしただろう。 犬夜叉にも感じた寂しさと同じものが再びかごめの中に入ってくる。 .
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