♭…桜時を君と添い行く

31/34
前へ
/81ページ
次へ
双子の相手が済んだようで、少々息の切れた犬夜叉がかごめの元へ戻ってくる。 「…ん?…いや、楽しかったなあ…ってね。」 「…楽しかったか?」 「うん。皆でまたこうやって、遊びに来られて良かった。」 「そうか…。」 「…じゃ、また、来年も来るか。」 遠くを見つめながら、ぽつりと呟かれた何気ない言葉。 「犬夜叉…」 でも…今までの自分たちには、簡単に口にすることは許されなかった其の言葉。 .
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

190人が本棚に入れています
本棚に追加