♭…桜時を君と添い行く

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「んもー。あんた相変わらずムードもデリカシーもあったもんじゃないんだから。変わってないというか成長してないというか。」 「けっ、悪かったな。」 ちらりと犬夜叉に目をやり、ひとつ、ため息をついた。 「…犬夜叉と見たかったって言ったら考え方、変わる?」 「………、」 目を一瞬見開いて、顔が赤くなる こういうところは、三年前とまったく同じ。自分のすきなところが変わらないでいてくれて…嬉しかった。 なんて言ったら怒られるかもしれないけれど。 …でも。 (然う、思いたいだけなのかもしれない。) .
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