♭…桜時を君と添い行く

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胸を濁らす思いを振り切り、慌てて前を見ると、こちらへ向かって親友が手を振っていた。 「かごめちゃん!」 「ごめんね、今行くー!」 「いきなり走って転ぶなよ。」 一言其の言葉を告げ、犬夜叉はかごめの視界からすっと消えていった。木の上にでも行ったのだろう。もしやと思うが…寝るつもりなのか。折角花見に来たというのに…。 「あっ…ごめん、もしかして邪魔しちゃったかな…」 「ううん。大丈夫、気にしないで。…あれ?何してるの?」 .
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