殺されたサナギラスの秘密

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トランセル「どうしたサナギラス。顔、暗いぞ?」 サナギラス「ああ、トランセルか。いや、最近、マユルドの俺に対する風当たりが異様なまでに強いんだよ」 トランセル「簡単な話だ。お前がバンギラスにならなければいい」 サナギラス「何でバンギラスになったらいけないんだ!?」 トランセル「強いからだ。ポケモンにはな?種族値と言う物がある。ポケモンそれぞれに決められたステータスだ。それは覆ることは無い。ま、簡単に言えば“才能”っていえば分かりやすいのかな?俺とマユルドは、進化すると共に、種族値が385で全ポケモン中、297位なんだ。それに対して、お前がバンギラスになっちまうと、種族値は600で全ポケモン中、13位なんだ。もう言わなくても分かるだろう?あ、マユルドに呼ばれた。僧侶の出番なのかな?俺は行ってくるよ」 サナギラス「・・・ありがとうトランセル。でも俺、サナギラスのままで種族値410で全ポケモン中253位でバタフリーやドクケイルに勝ってるんだよね・・・揚げ句の果てには今の状態では、トランセルとかマユルドの種族値、全ポケモン中、下から13位で皮肉にもバンギラスの真逆なんだよね・・・」
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