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『ユーナ、どうする?24時間セキュリティの街だ。高校の寮が駅までにあってパトロールが頻繁にあるって。遅くなったら車で駅まで迎えに来てくれるって。安心だよね?』
『ん、決めるね』
…私に迷ってる時間はない。
『今日からいいですか?』
『ユーナ!今日くらい僕のところに』
【明日も付き合ってくれるんでしょ?】
『そうだけど…』
『荷物取りに戻るね』
納得いかないアンディを気付かないふりして契約を交わした。
隣の部屋はボストン市内に通勤する男性と、お互いが勤めに出ているカップルらしい。
そして、ボストンでの日が始まった。
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