第七章 新撰組誕生

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時間は過ぎ夜になって隊士達は島原へ向かった。もちろん芹沢も酒が飲めるならと、島原にやってきていた。 夏も終わろうとしていた蒸し暑い夜だった。 「えぇ難しい話は以上だ会津公からのほうびだ今夜は好きなだけ飲んでくれ」近藤の挨拶もいつもより短かった。 近藤は芹沢の隣に座り酒をすすめていた。酔わせなければいけなかった、芹沢を。 沖田や原田、山南も芹沢にきずかれないように、酒と言いながら水を飲んでいた…。
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