第七章 新撰組誕生

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次の日…屯所の中はざわついていた。芹沢が暗殺された事はすぐに隊士達の間に広まった。噂では長州の仕業とささやかれていた。 静香は朝から体調が悪いといい休みをもらっていた…部屋から出る気がしなかった。外では忙しそうに芹沢の葬儀の準備が行われていた…。 静香は布団から出ず…思い返していた。 『ただ大和屋の件はきっとこのままじゃ終わらないと思いますよ』 『何故躊躇うのですか』 『時がたてば分かりますよ今答える事はできないんですが』いつか沖田が言った言葉を振り返っていた。
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