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「私は逃げも隠れもしませんから顔を出して下さいよ…軽蔑されても文句は言えませんが…」 静香は布団の中で沖田の話しを聞いていた。
「私は昨晩この手で罪もない人を斬りました…元には戻れませんしこの仲間を殺した手は綺麗にはなりません…犯した罪は消えないですね」沖田の声は低く小さな声だった。
「近藤さんの為新撰組の為にしたことですが…今でも私は躊躇いやうしろめたさを感じます…お梅さんを斬ってしまった事…後悔しています…」
そう話す沖田の声は微妙に震えていた。
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