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ヴェルク
「アンタは…」
罪袋
「ゆかり~~~ん!!」
ルパンダイブで紫に
飛び掛かった。
紫
「邪魔」
ドスゥッ…!
罪袋
「ぐぼぉ゛っ…!」
紫は罪袋の口に[傘」を
突っ込んだ。
ヴェルク
「モズのはや贄!」
ヴェルクは心底恐怖を感じた…。
紫
「さて、
貴方の身体の事だけど…」
傘(モズのはや贄)を地面に刺しながら言った。
紫
「身体の限界の境界を弄って
強くしたの、
普段以上の身体能力が
出せるのよ」
成る程…
だからあの氷の妖精と門番の
動きについていけたのか…
紫
「初めてやったけど成功して
良かったわ」
扇子を開いて口に当てながら
笑った。
扇子には[ラッキー♪]と
書いてあった
ヴェルク
「マテコラ
フザケルナ!」
紫
「あら片言」
ヴェルク
「ということは何が?
俺は実験台か?」
紫
「ちがうわよ」
ゆかりは扇子を閉じた。
紫
「モルモットよ」
ヴェルク
「同じだ!!」
紫
「まぁまぁ、成功したんだから
笑って済ませましょうよ?」
ヴェルク
「物には限度って物があるだろ!」
二人はしばらく
ボケとツッコミを続けた。
ちなみに、
罪袋はあのまま忘れられていた。
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