☆我が心の交差点☆

出会いと初恋

「あの………………どうしてそんなに離れて歩くのですか??」

「いっ、いえ………………その」

「私のこと…………………嫌い「いえ!!決してそうではなくて!!」

「………………ではいいです。私からそっち行きますから♪」

ぐっ…………………はぁ。まさか、まさかこれが恋ってやつだなんて……………

「…………………聞いてますか??」

「はっ、はい。聞いてますよ!!」

「じゃあいいですけど………………で、源次郎さんの家は家はどこなんですか??」

「私の家ですか??それは………………あれです。」

「あれって…………………まさか時音財閥の??ごっ、ごめんなさい。馴れ馴れしくしてしまい。」

あぁ……………………残念だ。私の初恋はここで終わったも同然だ………………

「いいんですよ。で??静香さんの家はどこなんですか??」

「私の家は………………内緒ですよ♪じゃあこの辺で私は失礼します♪」

「家まで送って行きますよ??」

「いえ、本当にここまででいいんです。今日は楽しかったです♪またお会いできたらいいですね♪」

「…………………そうですね。じゃあここで、さようなら。」

「はい、さようなら♪」