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「うわあぁぁぁぁ!!」
ウルトラマンヒカリはブラックXと言う宇宙人に騙されて、別次元の世界に飛ばされた。
「なんだ………ここは?」
ヒカリが来た場所は、人型の兵器………と言ってもヒカリより小さいが、その兵器同士で戦争を行っていた。
「むっ?」
するとヒカリに銃口を向ける機体が有った。
「隊長!この青い巨人、何ですか!?」
その銃口を向けている機体が、隊長機であろう機体に向けて通信を入れる。
「分からん。だが今はコイツに構っている暇はない!!オノゴロ島を中心に被害は広がっている!!お前は残りのMS隊をこちらに集め、連合の進軍を阻止しろ!!」
そう隊長機が言うと、先ほどヒカリに銃口を向けてた機体が、「了解!!」と言って居なくなった。
「ここで戦争が起きているのか?」
ヒカリはとりあえず、戦地の真ん中に居るので、避けようと現場を離れようとしたが。
「待て。」
先ほど部下と話していた隊長機から、外部通信で外に居る者でも聞こえるようにした。
「貴様は………ウルトラマンだな。」
その隊長は、機体をヒカリに向けて言った。
「私の事が分かるのか?」
「あぁ。似たような物がテレビでやっていたからな。それよりあんたは、何故こんな場所に突然現れた?」
「それは………ブラックXと言う宇宙人に騙されてこの世界に来てしまった。」
「ブラックX?」
「あぁ。」
そう会話が続いたが、やはり彼には分からなかったらしく、更には、「ここはまだ混戦状態だ。あんたは目立つから、下に降りててくれ。」と言われたので、下に行き、人間……セリザワ・カズヤの姿になった。
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