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BEAUTIFUL BEGIN
その日は、桜が咲き乱れる春に粉雪が降り注いでいた。
桃色の花弁と白銀の結晶が舞い散り、何とも幻想的で神秘的な光景。
人々は本来の仕事も忘れ、美しい光景に見入っていた。
そして、何かの吉兆なのかと口々に言い合った。
そんな中、一人の子供が生まれた。
抜けるような肌色、輝く柔らかい金髪、整った容姿。
成長する前から分かる。
その子供は、
目を見張るほどの美貌だった――。
今此処に、最高のBeautiful Story が開幕をする…。
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