第零章 日 常

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「哲~…マジで勘弁してくれよ~俺が悪かったよ…」 少しいじめ過ぎたか? 「ははっ!冗談だ冗談!本気にすんな」 「はぁ~そういう冗談はやめろよな。んで来週どうなん?」 そうだった確認を忘れていた。 「来週は………いつ行くかによるな。木曜までバイトだわ」 「はぁー?いいじゃんバイトなんて休んじゃえよ!」 悪魔の如き誘いをしてくる大典。 「くっ……バカたれ!これでバイト最後なんだよ。けじめみたいなもんだ」 「ふ~ん、けじめねぇ~…でもどうしよっか?来週の木曜からホテル予約取っちゃったよ」 「……………なんでそういう事を早く言わないかな~お前は!!」 「いや~その~…ははっ……わりぃわりぃ……俺も隼人(ハヤト)も準備出来てるし、哲、本当にどうする?」
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