濁った太陽

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「この作戦に異議がある者はいないか?」 全員首を縦に振った。 「言い忘れていたが、寺本」 「はい」 一体何事かと思いながらも隊長の話しを聞いた。 「お前はここで待機だ」 律子「えっ?」 言ってる意味が分からなかった。 待機?何故? 「お前は、隊が窮地に陥った時、ここから援軍を要請してくれ」 律子「そんなの、通信兵に任せればいいじゃないですか!」
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