濁った太陽

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「はぁ?いきなり何言うんですか?敵はすっかり油断しきっているじゃないですか」 「馬鹿、あれは罠だ!私達がここに来ることは、もうあいつらには筒抜けだったんだ!」 しかし、宮本は呆れた顔をし、ゆっくりと立ち上がった。 「全く、自分が作戦から外れたからって、変なでっちあげしないで下さいよ」 でっちあげ? ナニヲイッテイル? コレハホントウダ。 ダカラ・・・ダカラキイテクレ。 「おい宮本!さっさと来い!」 「はい」
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