惨劇

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「よし、全員突撃!」 ホモ分隊長さんの合図で、幾つかの分隊が物陰から飛び出した。 そのとき、後ろからクソ女の黄色い声が聞こえてきたが、勿論無視だ。 さて、さっさと新政府軍の野郎共をぶっ潰して、地下壕で冷めたレーションでも食うか。 ダダダダダダダダン! 何だ。 一体何があった。 何か銃声が聞こえて、気がついたら皆体吹っ飛んでやがった。 クソ、立てねぇ。 あっ、俺の足無くなってんじゃん。 はは、ははは。 おい根本、起きろよ。 あらら、内臓飛び出てんじゃん。 スゲェ、内臓の三分の一無くなってんぞ。
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