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「敵の拠点を叩く」
「はぁ?」
宮本は、呆気にとられた顔をして律子を見た。
「無理っすよぉ・・・。だって、もう俺らしかいないんでしょ」
宮本はそうぽつぽつと呟いた後、また泣き出してしまった。
「いいかよく聞け」
そう話しを切りだし、律子は状況を説明した。
1.敵はM2重機関銃を二つ装備している。
2.散り散りになった分隊員が路地や廃屋に隠れている。
3.敵の数はやや少数。重機関銃に任せっきり。
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