第三章

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七尾愛という店員がいる 商店を経営してる人の娘で今は親に代わって商店を切り盛りしてる 歳は若くて俺と変わらない 元気で明るくて優しい 男みたいな部分を少し持つ男女ともに好かれる女性だ 「ちょっと璃緒!あんたまた配達取ったでしょ?間に合うの?大丈夫なの?」 「はい!一つキャンセル入ったんで」 「とか言ってあんた休憩とってないじゃん!私今から銀行行くから一つ寄越しな!ついでに行く」 彼女は七尾のこと一番に慕っていて 遠目から見たら姉妹の様に仲がいい 「何してんの?あんた」 「煙草買いに来た」 七尾とは中学生の頃からの仲 「あっそ!それより注文もっと減らせないの?あんたの所は多いのよ」 「いいだろうよ!その分売上になるんだから」 「売上と一緒に働き手も大事だよ!あんたの所は無駄に回数多いの!量が無理なら回数を何とかしな!」 口は少しきつい時はあるけど 店や働いてる人達も大事にする 本当にいい奴だ
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