序章

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僕の名前は高城 秋って言います。高校二年の男子で、今ファンクラブの人に追われています 何のファンクラブかって?自惚れて無いけど僕のファンクラブらしいんだけど嬉しくないよ。だってファンクラブの九割は男の人なんだもん。男子で男に追われて嬉しい人なんて一部の人だけだって・・・ 「待て~」 ヤバイ、まだ追っかけて来てるし・・・とりあえず逃げなきゃ・・・失敗したな。行き止まりだったな 「やっと捕まえた。さあ、私たちに一枚だけで良いですから・・・ハア、ハア、写真を・・・」 鼻血を垂らしながらカメラを持って近付いてきたよ あまりの気持ち悪さに思わず後ずさりしてしまったよ その時、僕の目に一人の女の人の影が写った それを見て僕は安心した ?「私の・・・弟に・・・手を出すのは・・・誰だ?」 カメラを持った男子がその姿を見て震えはじめた 数十分後・・・ 返り血を浴びた女子が僕に抱き着いてほお擦りしている 秋「ありがとうお姉ちゃん」 僕はお姉ちゃんに笑顔で言った
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