1人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ
私、遠藤 舞。
今日から中学1年生になります。
同じく、私の小学校からの親友のトシも中学1年生になる。
あ、ちなみにトシって言うのはあだ名で、本名は『五反田 ハルナ』
って言うんだ!
カワイイ名前だなぁ~、なんておもっちゃったりして…(笑)
「トーシー!!」
僕は大きな声でトシの名前を呼びながらトシへ向かって勢いよく走る。
「まーいー!?」
流石に大声で名前を呼ばれて驚いたらしい…(汗)
「同じクラスだったヨ~☆これからもよろしくネ!」
「こちらこそっ!」
そう言って握手を交わす。
「舞~!ハルミ~!」
と、言ってこちらへ向かって来るのはトシと同じく小学校の友達の『岩崎 マナ』だ。
「マナじゃん!どうしたの?」と
ハルミが問う。
すると、マナがこう答えた。
「クラス一緒だったから、よろしくネ☆」
僕とトシは口を揃えて
「「こちらこそよろしくネ☆☆」」
と、言った。このように小学校の友達どうしで挨拶をかわす。
僕が入学した中学校は、ある小学校とある小学校の生徒が小数づつ入学するシステムになっているらしく、僕達が通っていた小学校とけして隣とは言い難いが、近場の小学校がある。
つまり、その小学校の生徒さんがたと3年間を過ごすワケだ。
僕は近場の小学校の生徒さん達が気になって仕方がなかったため、トシに
「近場の小学校の生徒さん達ってどんな人達か楽しみだね。」
と、僕。
「うん。そうだね!」
と、マナ。
「もしかして、カッコイイ人いるかなぁ?」
と、トシ。
こんな話をしつつ僕 トシ マナは、クラス発表で決まった1年2組の教室へ向かった。
最初のコメントを投稿しよう!