95人が本棚に入れています
本棚に追加
店内では、ゾンビ君と犯人が向かい合っている。
「何だお前は?お前も人質に
なりに来たのか?」
二歩三歩、ゾンビ君が犯人に歩み寄る。
「人の命を弄ぶような奴を…
僕は許せない!」
どこから見ても普通の高校生のゾンビ君に、犯人はビビる気配すら無い。
「フハハハハ! じゃぁ俺は、
偉そうに能書き垂れる高校生の
ガキが許せねぇな」
犯人と、ゾンビ君が対峙してる間に、警察官も店を取り囲み突入の態勢を取りつつあった。
ズキューン!
突如、銃声が鳴り響く。
撃たれたのは、ゾンビ君だ!ゾンビ君は、その場に倒れた。
遂に犠牲者が出てしまった。
しかし、まだ少女が人質に捕られている為に、警察も、迂濶に突入は出来ないでいた。
「ケッ、バカなガキだ、おかげ
で貴重な弾を使っちまったじゃ
ねぇか」
「ふぅん…そんなに貴重な弾な
ら、もっと撃ってもらおうか」
ゾンビ君は何事も無かったかのように起き上がった。
最初のコメントを投稿しよう!