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少し時間を戻して、ゾンビ君
の、朝からの動きを追ってみよ
う。
「行ってきま―す!」
ゾンビ君は、元気良く玄関を
飛び出して行った。
丁度その頃、地球の裏側では
地震と津波で大勢の人が災害に
見舞われていたのだった。
通学路を歩くゾンビ君…その
遥か上空の大気圏から、ゾンビ
君をめがけて落下する一つの
物体が有った…隕石だ!
危うしゾンビ君!
ゾンビ君は何も知らずに歩い
て行く。しかし、その時ゾンビ
君の目にキラリと光る物が…
100円玉だ!
そう、この100円玉を拾う事
で、ゾンビ君の災難は免れる…
はずだった。
ゾンビ君は、100円玉を拾お
うと、足早にになる。
せまる隕石…次の瞬間!
梅雨で足場が悪かった為に、
ゾンビ君は足を滑らせて後頭部
を強打した!
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