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学校の七不思議って
どこにでもありますよね
でも大抵が偽物。
私達だって最初はそう思ってました。
あの事故が起こるまでは…
菅原ひとみ、16歳
赤羽学校の高校二年生。
ってこんな自己紹介してる場合じゃないか!
おばけとか幽霊とか
信じますか?
あたしは絶対いると思うんです😞だからお化け屋敷はいりたくないし、心霊スポットだって行きたくない❗なのに…
「ねぇ、ひとみ聞いた?」「何を??」
ある日友達の中の一人、佐藤彩奈が言った。
「出たんっだって」
「何が?………まさかッ」「そ、ひとみが嫌いな、おばけ」
彩奈はニヤニヤしながら
耳元でささやいた。
私が固まっていると、
「ちーもかなこも
みんな知ってるよ😁
なんせ須藤のやつがいろんな人に言ったからね」
うちの学校の七不思議は
一、五回チャイムが鳴る
二、校庭に誰か出る
三、踊り場に現れる
四、花子さんがくる
五、骸骨が歩く
六、ピアノが勝手に鳴る
七、神隠し
というもの。
他とたいして変わらないと思う。でもやっぱり怖い
そう思っていたその瞬間
キーンコーン
キーンコーン
キーンコーン
キーンコーン
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴った…!
しかも五回…!それが全ての
始まりを告げたのであった
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