第一章 『結末』

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片瀬 ケイト 18歳 。 痩せ型・ 髪は黒く少しクセ毛・ いつも右寄りで1つに束ねる・ グレー色の縁メガネ。 朝7時 いつもの様に学校へ向かう。 毎日を繰り返す。 『片瀬!!』 担任の声でどこかに飛んでた私の意識が 教室に戻ってきた。 『今日も集団登校しなかったらしいな! 何度言ったらわかるんだ!!! 何かがあってから後悔したんじゃ遅いんだぞ!!』 ああ…… ホッんとに鬱陶しい。 構わないで欲しい。 何でこう私の周りは鬱陶しい事ばかりなんだろう。 なにもかも勝手にすればいい。 巻き込まないで欲しい。 世の中みんな自己中だらけの偽善者ばかりだ。 差別・虐待・殺し合い・・・ 目の前に捨てられてた子猫ですら助けようともせず、見なかったフリをする。 都合のいい人達だ。 現実から目を背け、 綺麗な言葉ばかりを並べまるでいかにも私達人間が最も素晴らしい生き物なのだと勘違いしてる。 鬱陶しい。 好きにすればいい。 『現実が見えてないのはお前だろ?』image=263426776.jpg
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