━高まる期待━

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とりあえずベッドから抜け出して、名取くんを探して一階に降りると リビングのソファーで眠る名取くんの姿を見付けた。 起こさないようにそっと歩み寄って、枕元に膝を付いて座る。 静かに眠る名取くんの寝顔。 眠ってる顔も完璧だなんて ほんとにずるいんだから。 イッセイ「………………ん…」 顔にかかった髪の毛を撫でるようなして避けると 名取くんが薄らと目を開けた。 サクラ「…………ごめん、起こしちゃった?」 イッセイ「……………お前はイビキかいて寝てたけど、もう眠たくないのか?」 サクラ「イビキっ!?」 イッセイ「せっかくいいムードにしたっつーのに…途中からイビキかいて寝るんだもんな。…色気もクソもなかったな」 サクラ「嘘っ!!あたし寝ちゃったの!?」 イッセイ「イビキかいて、な」 `  ∥ ` ∧∥∧ ` ( /⌒ヽ   ||  |    ∪ / ノ    |||     ∪∪     :      -====-  シニタイ……………
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