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「さて、自己紹介は全員終わりましたね。私があなたたちの担任、藤波 彩花(ふじなみ あやか)よ」
担任は女性……っと、こりゃ男子が喜びそうだな。
「今日はこれで終わりだから、明日また会いましょ~」
先生はそれだけ言って出ていきました。
「帰るか」
「おー、一緒に帰ろうぜ」
つーことで、帰り道
宗弥と共に帰路についた。
「で、どうだ?気に入った奴いたか?」
「いきなり何の話だ……」
「いや女子だよ。よさそうな奴いたか?」
そういう話か……
「言わずもがな……」
「華ヶ崎か……やめとけって」
「じゃあお前も藍はやめとけ……」
「なぜ!?」
しばらくしたらわかるさ……
「ユッキーー!!」
ほら来た。
俺の腹辺りに、勢い良く抱きついてくるやつ。
「飛び付くな……藍」
「えーいいじゃん」
「よくない……」
「お、おお前らどういう関係だ!!!!」
うるさいな……
「別になにも……」
「ユッキーの彼女でーす!」
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