1学期最大の山場! 乗りきれるんだろうな、俺……

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って言う展開になるわけがなく、杏が言うには「良いって言うまで痛め付ける」だそうだ。 そんなことを言われたら、許可をしないわけにはいかないわけで、俺は仕方無く許可をするんだ。 ま、閃梨さんは杏を止めようとしていてくれたけど。 そして俺と閃梨さん+杏は、その日からテストの日まで毎日のように勉強をした。もちろん俺は2人に勉強を聞き、2人はお互いに勉強を教えあいながら。とはいっても、閃梨さんが杏に教える頻度の方が高かったけどな。 あ、それならやっぱり杏はいらなかったんじゃねえの? って意見があるだろうから、そこはきちんと言わせてもらう。 もちろん、俺だって閃梨さんに聞いた方が理解はしやすいと思ったさ。色々と詳しい説明をしてくれるんだからな。 だ・け・ど・! 多分杏がいなかったら、雰囲気が重くなりすぎて勉強に集中できなかっただろうな、間違いなく。
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