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そして、いよいよ迎えたテスト当日。最終日はなぜか泊まりで……あ、もちろん泊まりと言うのは杏だけだがな。
で、今は女子2人に挟まれて登校をすると言う夢のシチュエーション的なのを迎えてるわけだ。
まあな、一応は才色兼備だから嫌な気分は全くしないし、どっちかって言わなくてもいい気分しかしない。
まあつまりは、この状況で学校に行く=優越感に浸れないこともないんだけどな。そして、そんなことを考えている内に俺たちは学校についた。
そのまま教室へと入った俺たちを見る目は、何となく冷たいような痛いような……って、これじゃあ意味的にはなにも変わらないよな、うん。
……気にしたら負けってことにしておこう。気にするのはよくないって言うのを、いつかどこかで聞いたような記憶があるし。
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