1学期最大の山場! 乗りきれるんだろうな、俺……

54/61
前へ
/300ページ
次へ
そして、いよいよ迎えたテスト当日。最終日はなぜか泊まりで……あ、もちろん泊まりと言うのは杏だけだがな。 で、今は女子2人に挟まれて登校をすると言う夢のシチュエーション的なのを迎えてるわけだ。 まあな、一応は才色兼備だから嫌な気分は全くしないし、どっちかって言わなくてもいい気分しかしない。 まあつまりは、この状況で学校に行く=優越感に浸れないこともないんだけどな。そして、そんなことを考えている内に俺たちは学校についた。 そのまま教室へと入った俺たちを見る目は、何となく冷たいような痛いような……って、これじゃあ意味的にはなにも変わらないよな、うん。 ……気にしたら負けってことにしておこう。気にするのはよくないって言うのを、いつかどこかで聞いたような記憶があるし。
/300ページ

最初のコメントを投稿しよう!

389人が本棚に入れています
本棚に追加