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で、海。ここは海、紛れもなく海。
しつこいかもしれないが、それほどまでに海を強調してみたくなったんだ。
「淳くん、淳くん!海だよ?海に来ちゃったよ?」
あの後、閃梨さんは早く用意を済ませたかったがために、魔法を使って用意を済ませたのだ。
まあ……俺の水着がなかなか見つからなかったのが悪いのだが。
そして、用意を済ませるなり、閃梨さんは再び俺の腕を引っ張って家を飛び出した。危うく鍵をかけられなくなるところだったよ。もちろん、無事……と言うか、きちんと鍵はかけたけどな。
そんなことがあって、駅で杏と坂下さん、それに修斗と……何故か五十嵐と合流をして、今に至るって言うわけだ。
ちなみにだが、五十嵐曰く「保護者だから気にするな」だそうだ。
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