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で、結局あれだ。手段と呼べる手段が全く持ってなかった俺は、杏に言われた通りプールへと向かったのだった。
いやー、変な見栄を張ったのが間違いだったんだよな、うん。やっぱりあれだ、出来ないことは口に出しちゃいけないな。
え、なんでかって? そんなの、恥をかくからに決まってるだろう? まあでも、そろそろ諦めが肝心だもんな。どうせだし、楽しむことにするとしよう。
そう決めた俺は、今日も来ていた修斗と五十嵐をつれて、その時の気分だったんだろうな? ウォータースライダー的なものへと向かった。
五十嵐は乗り気だったが、修斗はいやいやだ。こいつがこう言うものを苦手だって言うのは、多分俺が1番知っている。ちなみに自信はない。
ただ勝手に、俺がそう思っているだけだ。
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