夏休みとか宿題とか修学旅行とか、予定詰まりすぎじゃね?

11/67
前へ
/300ページ
次へ
で、結局あれだ。手段と呼べる手段が全く持ってなかった俺は、杏に言われた通りプールへと向かったのだった。 いやー、変な見栄を張ったのが間違いだったんだよな、うん。やっぱりあれだ、出来ないことは口に出しちゃいけないな。 え、なんでかって? そんなの、恥をかくからに決まってるだろう? まあでも、そろそろ諦めが肝心だもんな。どうせだし、楽しむことにするとしよう。 そう決めた俺は、今日も来ていた修斗と五十嵐をつれて、その時の気分だったんだろうな? ウォータースライダー的なものへと向かった。 五十嵐は乗り気だったが、修斗はいやいやだ。こいつがこう言うものを苦手だって言うのは、多分俺が1番知っている。ちなみに自信はない。 ただ勝手に、俺がそう思っているだけだ。
/300ページ

最初のコメントを投稿しよう!

389人が本棚に入れています
本棚に追加