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「え?」
「だから……こう言うのって嫌いだったのかなって……」
俺が何も喋らずに黙っていたからだろう。閃梨さん不安そうな声と表情をしながら、俺にそう聞いてきた。
……とりあえず(?)、俺が悪いんだよな。つーかこの展開で、俺が悪くないって言うのは理論的に無理そうだ。
「あ、いや!別にそんなこと無いですよ?甘いもの大好きですもん!」
「ほ、本当?」
「ええ、本当です!だから心配しないでください!ありがとうございます!」
自分で何を言っているのか、正直に言って全く理解出来ない。自分で言ったことなのにな。
まあでも、閃梨さんの表情は明るくなってきたみたいだし、良かった良かった(第三者みたいな目線になったな)。
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