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「……ま、まあ!とりあえず今は宿題を返しにいこう!」
後々で返し忘れてたなんて言うことになったら、責任取らなきゃいけないし……
そう考えた俺は、後で閃梨さんにお礼か何かをしようと決めながら部屋を出た。そしてリビングにいるであろう閃梨さんのもとへと向かう。
あ、リビングにいるであろうって言うのは、そっちの方から色々と音が聞こえてきているからだ。
テレビの音や、水道を使ったりする音、更には話し声なんかも……あれ? 話し声ってなんだ? 一体閃梨さんは誰と話をしてるんだ?
閃梨さんの声は、普通にわかるんだ。だけど、もう1つ(2つかもしれないが)の声はわからない。聞いたことはあるんだけどな。
不審者ではないんだろうがな、やっぱり不安になる。少し覚悟を……
「って、なんでいるんですかっ!?」
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