プロローグ

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「あ、そうだね。まだ自己紹介をして無かったよね?私の名前は白樫 閃梨(しらかし せんり)。わかっているとは思うけど、魔法使いです」 うん、今ここにいるっていうことはそうだろうな。逆にそうであってもらわなきゃ困る。 もしもそう言う理由じゃなければ、恐らく俺は不法侵入で通報してるだろうな、うん。 「で、あなたは?」 「え?」 「いや、だから貴方の名前を教えてくれない?」 そう言えば名前を言ってなかったな。と言うよりも、召喚した時点で名前は知られてるであろうって言う、変な確信があったんだよ。 「えっと、俺の名前は結城 淳です。一応高1ですけど……」 このとき、俺の頭にある1つの考えが浮かんだ。もちろんダメ元に近いんだけどな。第一、他のやつらがこんなことを思い付くのかどうかが怪しい。
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