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「すごーい!」
「綺麗!」
そんなことを俺が考えている内に、クラスメイトの女子たちは、そう歓喜の声をあげていた。
まあな、実際にすごい綺麗だし、修学旅行でこんなところに泊まることなんか出来なかっただろうから、俺も内心ウキウキはしているんだけどさ。
「じゃあ中に入るぞ!あ、ここ、食事もなかなか美味しいから、それも期待しておけな?」
……どうやら、ここは一流ホテルとか、そう言った類いの物らしいな。
「部屋広っ!」
部屋に入るなり、驚きの声をあげたのは修斗。こいつとは同じ部屋で、隣の部屋には五十嵐がいるというなかなかの部屋だ。
まあ、どうせ五十嵐が暇になるから「夜中遊びに行くぜ!」的なことを考えているんだろうがさ。
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