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まあそんなことは置いといて、だ。今はまだ夕方前。だから夕飯まで時間はあるわけで、風呂に行ったりできる余裕はあるんだよ。
修斗はもう風呂に行くような感じに用意を始めているし、さっきも「お前も風呂に行くぞっ」みたいなことを俺に言っていたから、多分連れていかれるのだろう。
「さあ、俺は用意が出来たぞ?淳はもう行けるのか?」
「お前、こう言うときだけ動きが機敏になるのな」
俺がそう言うと、修斗はなにやら満更でもないような表情を浮かべていた。いや、今の誉め言葉じゃないからな。
そんなことを考えつつ、俺は結局風呂に行きそうな感じになってきたので、用意をさっさと始めることにした。
……ああ、なんか変な気がすると言うか何と言うか、とにかく嫌な予感がする。
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