親睦旅行とイベントと……

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「……寒い」 おっと、いつまでも布団を捲ったままにしておいちゃ、修斗が可哀想だよな。なんか上から目線になったが、そこはスルーの方向で。 なんてことを考えながら、俺は修斗に布団を掛け直した。その時に「熱くなれよ!」って言ったのには少し驚いたがな。 「もしもし閃梨さん、大丈夫でした。修斗はちゃんと寝てましたよ」 『了解!それじゃあ……うんとね、今からそっちに行くから待っててね?』 「わかりました。それじゃあ待ってるんで、早め……には来なくても大丈夫ですから、気を付けてきてくださいね?」 『気を付けるもなにも無いよ?まあいいや、今から行くね?』 閃梨さんはそう言うなり、電話を切った。それを確認してから、俺は受話器を置き、閃梨さんが来るのを待ったのだった。
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